脇毛を毛抜きで処理すると生えてこない期間を調べた結果
脇毛の処理に毛抜きを使うと、どのくらいの期間毛が生えてこないのでしょうか?
毛抜きで毛を抜く作業はかなりの手間と時間を費やすので、できるだけ長い期間生えてこないと助かりますよね?
毛周期とは?
毛には生え変わるサイクル「毛周期」というものがあります。
これは、毛の1本1本にある周期です。
そして毛が生えている部位によって異なる周期でもあります。
毛抜きで毛を抜いていると、スルッと抜ける毛となかなか抜けない毛があると思いませんか?
実は、スルッと抜ける毛は、休止期または休止期に近い退行期にある毛だと考えられます。
この時期の毛は、毛乳頭から毛が離れて自然に抜け落ちるのを待っている状態。
ですから、毛抜きで引っ張るとスルッと抜けるのです。
一方の成長期にある毛は、しっかりと生えているので抜きにくい場合もあります。
抜いても毛は生えてくる
毛抜きで毛を抜いた時に、たまに白いふくだんだ塊がついてくることがあると思います。
これは毛乳頭といって、毛が生えるのを促す役割をもつ部位です。
こういう解説をすると「毛乳頭」を抜いてしまえば、毛は生えなくなると考えるかもしれませんね。
しかし、毛乳頭が抜けても毛は生えてきます。
つまり毛抜きで毛を抜いても、また毛が生えてくるということですね。
もう少し詳しく説明すると、毛が生えるには毛乳頭と毛母細胞というものが関係しています。
この毛母細胞は、分裂して毛乳頭を作り出す働きがあります。
つまり、働きをストップさせない限りは毛が生えてくる。
周期は、人によってそれぞれですし、毛周期によって生えてくる期間もバラバラになります。
おおよその目安でいえば、毛を抜いてから早くて3日ほどで生えてくるという人もいます。
毛抜きで毛を処理しても大半の人が、1週間ほどでまたお手入れが必要なくらいに毛が生えてくるとも言われています。
抜いた毛がどれくらい生えてこないのかは、毛周期のどこに当たるかによります。
脇の毛周期は4ヶ月で、1日で伸びる長さは0.3mmと言われています。
例えば抜いた毛が、2cmとします。
そのうち、0.5cmが皮膚の中に埋まっていたとします。
その場合、その毛が表に出てくるまでには、0.3mm×17日=5.1mm(0.51cm)かかる計算になります。
皮膚の中に1cmなら、1ヶ月ってことになりますよね。
しかしそれも、例えば成長真っ最中の毛ならという話であり、成長があと少しで止まるという毛の場合だと、毛穴から見えるようになるまでに抜け落ちてしまうことにもなります。
判断が難しいんですよね。
まとめ
毛を抜いてから生えてくるまでの期間は、3日~1週間。
でもそれは抜いた毛ではなくて、皮膚の中に隠れていた毛になります。
抜いた毛の毛穴から生えてくる期間は、その毛が何期にあったかによって異なります。
成長期中なら、抜いた毛も2週間程度で生えてきます。
毛の伸びるスピードには、個人差も少しあります。